研究者ってそんな狭いの?
以上のエントリーを読んで思ったこと。
世の中の研究者っていうのは、一切周りから評価されず、研究のノイズとなるとなるような雑務を押し付けられ、自分の研究への理解が全くない状態でもやる気満々で研究してるのか。
ていうかそういうことを是としないと研究者とはいえないのか。
これらを満たすことのできる研究者って何人いるんだ。
下のエントリーは承認欲求では研究者になれないと言っている。
研究者は無心で研究できる者じゃなければならないっていう空気が怖い。
たしかに承認欲求だけではなれないとは思う。でも、評価されないからどうしたっていう圧力は異常だ。
基礎研究の地位の向上を目指す人達は大変だな。身内からですら研究者は評価されなくても続けろと言われるんだから。
研究のことを考えるなら評価される場はちゃんと用意するべきだ。研究に対する理解を持ち、適切なフィードバックを与える事のできる環境を整えるほうが個人に問題を背負わせるよりよっぽど有意義だと思う。
第二次やかん杯の感想!
小説家になろうでおこなわれた「第二次やかん杯」についての感想ですよ!
持ち回りでテーマを決めて作品を書き、それを評価しあうという企画。もちろん自由参加なので興味があれば見てみてね!
そんなこといいながらも僕は読み専(小説を書かず、読んでばっかりのこと)なので感想かくの怖い!でも書きたい!もっと参加してほしい!なんでブログに書いた!
見られないならと好き放題に書いてみた!
自分は文章力を語れるほど小説を読み込んでいるわけではなく、文章をかみ締めて読むより、すらすら流して読み、分かりやすい物語が好きであるのを前提として感想をかいています。
自分の趣味志向はこんな感じなので参考にするなら気をつけてね。
個別感想
1.小人とあたしと。 作者:山藍摺
うーん。なんともいえない。ストーリーも微妙だし、キャラもたってない。小人との掛け合いを長くして、キャラクターで魅せるほうがよさそう。
面白かった。起承転結がしっかりとなされ、どんでん返しの強さも良く、視点がガラリと変わり、もう一度読み返したくなった。ミスリードを誘うためだとは思うんだけど一瞬BLかなと思ってしまった。ただ「鍵」としては弱いかなと感じる。些細な問題だけど。
3.玉手箱の結び紐 作者:くろひつじ
「鍵」がしっかり主題となっており、その使い方も、なるほど、と唸らざるを得ない出来だった。もう少しコンパクトにまとめて、こじれた人間関係と同時に進行させ、玉手箱をメタファーとして使っても面白いかなー。
4.箱と鍵 作者:久保田
物語の構造はQ&A形式で無難。物語に入っていくことも出来ず、急にヒロインの心情を出されてもタメがなさすぎて不発だった。あとオチが理解できなかった。お兄ちゃんが母校の教師となり、ヒロインが教育実習で戻ってくるということ?この文章だとお兄さんが高校に居たときに渡してるのかと思って、前半部分が意味不明になってしまった。
5.落し物には福キタル。 作者:ありま氷炎
落ちがねー。弱く感じちゃうなー。劇団サークルの脚本でありそうかなー。否定的に書いたけど話としてはうまくまとまってて良かった。ただなんかパンチが弱い。強烈にひきつけてくるものを感じなかった。好みの問題かもしれない。
6.最果ての塔 作者:時雨煮
ファンタジーで全体的に落ち着いた雰囲気。ただ十五年の重みを感じることが出来なかった。主人公が淡白すぎるのかな。これも好みの問題だな。
7.君と僕、カチューシャ、Bitter Sweet. 作者:澤群キョウ
うーん。とくに苦さも感じない。繊細な物語でもない。うーん。
8.神野シゲルの完璧な一日 作者:アラトリウス
面白かった。あとがきにあるコメディ調ならこれでいい。ただ苦さの残る読後感をもっと強烈にしたほうが完成度は上がったと思う。
9.雪降る聖夜に妹のためにパンツ一丁になった僕は、翌朝「ファッキンクリスマス」と呟いた。 作者:灯月公夜
べたな落ちかと思ったら違った。妹ちゃんかわいい。
10.錠前の歌 作者:冴吹稔
まとまってる。雰囲気もでてる。こんな地方伝承ありそう。物語が淡白だった。
11.エミリアの魔法鍵 作者:スライム / 栖原依夢
すきだわー。でも完成度が高いとはいえないなー。骨組みだけすぎる。
12.大森さんちのお隣さん 作者:六理
散漫になってないか。一つにしぼるべきだったのでは。キャラクターの印象は強いんだけどなー。
13.天翔る王子と鍵の柩 作者:はしお ぜん
不思議な物語。短いセンテンスの文章もその雰囲気をより強くしてるのかな。ただ序盤が説明不足だった。ばあちゃんの家に来ていることを先に説明すべきだと思う。
14.聖夜の音 作者:白桔梗
どうせするなら韻を踏んだ文章とか言葉遊びがほしかった。字数遊びといわれてもなー。
15.ライダー、もしくは、鍵人間功太郎 作者:peixe
すごい。勢いと馬鹿さがすごいのになんかきれいにまとまってる。こんな着地点を用意されたらなにも言えない。あくの強さがすごい。
16.君は栄えの籠の中 作者:二宮酒匂
雰囲気作りは流石。キャラクターもたってる。だが面白い短編かと言われたら違う。長編の一章みたい。世界観説明と人物紹介で終わってる。お話ではない。
17.物語の部屋 作者:笑うヤカン
秀逸。オチ、構成も良かった。これは自分の問題なんだけどトリックの解き明かしがいまいちわからくて何度か読み返す羽目になった。うまい例え話を入れるなどして流れるように読みたかったが物語の構成上、ワトソン役がいないのでしゃーなし。
18.ある昼下がりの一幕 作者:蝉川夏哉/逢坂十七年蝉
テーマは面白い。だけどもっと上手く料理できたのでは?ヤマがなさすぎた。もちろん起伏がなくても面白い物語はあるけど、これには精緻な心情描写や鋭い人間観察も感じられなかった。ストーリーで勝負すべきだったのでは。別れる雰囲気をもっとだして、仲直りしたいけど切っ掛けがつかめずにいる感じで緊迫感をだし、短編らしい素っ頓狂なヤマ場があって結局仲直りする、そんなべたな展開のほうがよかった気がする。
総評
全体的に面白かった!玉石混合のなろうの中でも質の高いのが揃ってる。否定的に書いたのも多いけど一定の質は超えていると言っていい。とくに今回は一万字縛りのレギュレーションもあり読みやすかった!特に夏の落し物と物語の部屋は秀逸。ライダー、もしくは、鍵人間功太郎も個性的で笑えた。人には勧めづらいけどな!君は栄えの籠の中は長編で読みたいところ。まあでもその前に……あっちをね(ニッコリ)
次も期待しておこう。
ジュースというお気に入りボールペン
パイロットのカクノが最近話題になっていて、ミーハーな自分も早速買ってみた。
万年筆は初めてなんだけどなかなか使いやすい。万年筆なためインクの濃さもカートリッジで変られるとのことなのでもう一本買ってみようかなという気もしている。
使用して気に入ったのが書き味だった。つるつるすべることもなくペン先をぴたりと止められるところがいい。
そんな自分にとってジェットストリームといった超なめらかをうたうボールペンはどうにも苦手だ。ただでさえ汚い自分の字がぬるぬるすべることで見るに耐えない字になってしまう。
そんな自分が気に入っているのがジュースである。
冒頭で出したカクノと同じパイロットであるけど、それと同じく書き味が気に入っている。なめらかでありながら滑らず、ぴたりと止まるところがいい。シャープペンシルと似たような書き味と自分は感じるのだがなんか表現が違う気もする。 まあとにかく書いているという感じがしっかりするのだ。
先発であるサラサと比べられることもあるようだけど、サラサよりもしっかり紙についている感じがする。サラサのほうが心もちすべっている。
インクの出も悪くなく、かすれることもない。体感的にインクがなくなるのが早いのが悪いところかもしれない。
ぬるぬる嫌いにはぜひお勧めしたいボールペンである。
時代に合うという考え方
婚外子の違憲判決ニュースの中で「時代に合った法をつくる」という表現があったのだけど僕は違和感がある。
時代に合ったなら差別的な法でもいいってことかと穿った見方をしてしまうのだ。
これは単なる揚げ足取りの言葉遊びなんですが。
経済とかならいいと思うんだけど、法律という面においてそういう考え方はしてほしくない。
「時代、家族形態の多様化により守れる人が少なくなったので法律を変える」といった感じで、人を守る為に変えるという表現にしてくれないかなーと思う。
僕はほんとに頭硬い。
共働きについての僕の意見
個人的な意見を書きだしたくなった。
僕はまだ大学生なわけなんですが、結婚して子供が生まれるって考えたときに片方の親が家にいてほしいなって思うんですよ。
これは別に女性が家にいなければならないって考えではなく、僕が仕事をやめて専業主夫になってもいいと思ってる。ってかそっちのほうがいいかもしれない。
もちろん経済的にだったり、女性の社会進出とかいろいろあると思う。でもあまり共働きには賛成ではない。
いわゆる保育所が不足してる問題も共働き世代が増えたことは理由にならないのかな。僕は統計的なデータを持ってるわけじゃないのだけど、特別なことがない限り親が家にいるなら保育所に通わせる必要はないと思う。
まあなんか書いたけど単純に僕が両親のいない家というのが子供心にめちゃくちゃ怖かったってのもある。
うちは別に共働きってわけじゃなかった。母親が病院通いで、父親が出勤前に母を病院に連れて行き、変えるときに一緒に帰ってくるという感じだった。
父は出社が非常に早かったので、母を連れて行くと午前五時半には家出ないといけないわけだ。
そして僕は学校に行かなければならない午前八時前まで家で一人。帰っても親の帰宅が午後七時以降なのでそれまで一人だった。
もちろん朝食は一人だった。個人的にはそこは問題じゃなくて、冬の時期はとにかく怖いのだ。毎朝親を見送るのが日課だったので一度起きて二度寝するんだけど、寒いし暗いし一人だしでもういやだった。もちろん慣れたんだけどときおりすごく寂しくなった。
中学にもなれば家に一人というのは逆に開放感はあった。居間でオナニー超気持ちいい。でもまあやっぱり寂しい。男の思春期なのに親にべったりだった。
僕が家庭を持つとしたら共働きの選択肢はやっぱり優先度が下がってしまう。妻が働きたいならこっちが辞めるかもしれない。子供を中心に考えると家に居たほうがいいんじゃないかと思う。親が家にいることって情操教育的にどうなんだろう。もちろん共働きだからといって子供がグレたりはしないと思う。実際僕もグレているつもりはない。でもやっぱり子供心に家に親が居て欲しかったことを思い出す。
辛抱さんを批判する意見で理解できないもの
辛坊さんが救助を受けたことで一部で叩かれているけど少し理解できないことがある。
今回の事件でも辛坊さんは反省をしないだろうという意図の意見である。
僕は辛坊さんの自己責任論についてくわしいことは知らないので突っ込んだ意見は言えないのだけど、批判の中で時折出てくるこれがよくわからない。
ここで言う反省とはつまり自己責任論は間違っていたと謝罪し、持論を変更せよということだろうか。
辛坊さんの危機管理の無さや普段の論調から今回救助されたことで叩かれていると思われるが、反省というなら今回迷惑をかけたことを謝罪し、次はこのようなことがないようにより気をつけることを声明することも反省と思うが、それだけでは足りないのだろうか。
救助で使われた税金を全額返金せよというの意見は、まあ賛成できなくてもどうしてそういう意見になったかわかるが反省についての意見は納得しかねるものがある……
なんもなし
最初にまじめな文章書くとなんかあとが続けにくいよね……
ということで特に理由もなく文章を書こう
読んだ本の感想とか気になる話題とかラーメンについて書いたらいいかな
次からそうしよう