やりたいことリスト

今年やりたいことを100個挙げてみるって記事が面白かったので自分でも書いてみる。
無理だった50までしか挙げられなかった
1.ブログを毎週書く
2.小説を書く
3.毎日一枚落書きをする
4.月一枚背景含めた一枚絵を描く
5.百万円貯金する
6.オーダースーツをつくる
7.遅刻をしない
8.毎月50件新規飛び込みする
9.新規をとる
10.企画を月5件は考える
11.毎日手帳をつける
13.太らないようにする
14.早く起きる
15.毎週本を読む
16.書評をする
17.掃除をする
18.部屋を片付ける
19.英語の勉強をする
20.バーに行く
21.POPをかく
22.何かのブルーレイBOXを買う
23.一時間の勉強時間を作る
24.ネタのメモを取る
25.話のネタを増やす
26.展覧会に行く
27.東京に遊びに行く
28.新喜劇を見に行く
29.コミケに行く
30.十年使えるコートを買う
31.ペンタブを買う
32.プリンターを買う
33.アイロンをあてる
34.ティーテイスターをとる
35.お茶を入れる習慣を作る
36.ヘッドホンを買う
37.締め切りを守る
38.ストレッチをする
39.投資を始める
40.月一で観光地に旅行する
41.行きつけの店をつくる
42.オーブントースターを買う
43.映画を映画館でみる
44.いろいろなウイスキーでウイスキーバックをつくる
45.ツマミのレパートリーを増やす
46.整理整頓をする
47.家事を手伝う
48.電子書籍を増やす
49.いいものを買う
50.新しいことに挑戦する

自己表現を作品として形にすれば芸術家なのか。芸術家は法を超越するのか。

撤去しなければ検挙するといわれ、やむなく展示変更となった愛知県美術館展示について写真家・鷹野隆大さんに聞く|「『知』に対する行政府の安易な介入はその暴力をエスカレートさせていく危険を孕んでいる」 - 骰子の眼 - webDICE

 

 上記の記事やろくでなし子さんの逮捕の一件を見て唐突に書きたくなった。

 正直今回の彼らの自己表現を私は芸術と呼ぶに足り得ないと断じる。彼らの作品を生で見たり作品制作にいたるコンテキストを知ってるわけではない。彼らの稚拙な自己表現を芸術という強い概念を纏わせて当局を批判するというやり方が小汚いと感じる感情的な点が強いことは否めない。それでも芸術とは呼べないのである。

 

 

 彼らの自己表現の中でちんこやまんこを露出することの必然性があるのかもしれないが彼らの表現における芸術性の面でちんこやまんこを露出する必然性があるのだろうか。

 

 正直なところ自身の感受性の低さもあるが彼らの作品を見ても芸術性というものを感じ取ることができなかった。もちろん芸術性という言葉自体の定義も個人個人で微妙に違うだろうしこの作品から芸術性を感じ取る人も多数存在するのだろう。

 しかしながらその芸術性を表現する際に果たしてちんことまんこを露出するのがもっともよい方法だったのだろうか。私にはそう思えない。芸術性というよりメッセージ性といったほうがいいかもしれないがより良い伝え方がなかったのか。

 

 猥褻物をめぐる線引に関して司法は長い年月をかけて慎重に動かし続けている。だからこそ記事でも引用されてる黒田清輝の事件といい昔であれば処罰されていたのが今では許されている。今回の事件はそういった線引への無理解もあるのではないだろうか。というより上記の記事の人はそもそもそのような線引自体必要ないと考えているようだが。

 

僕としては、「猥褻物」が犯罪になるということ自体が意味不明で理解できません。この成熟した社会で、裸体が何の破壊力も持たないことは、わかりきったことですから。

 

 世の中にはいきなりちんこやまんこを強制的に見せられてトラウマになったりする人もいるんやで?そういう弱い人たちのことはどうでもええのん?見たくない人は見なければええやんって言いたいのん?美術館内部を治外法権てのもどゆこと?

 司法はそんな人達を守るためにある。そのため猥褻物に関して強気で規制することがある。それが表現の自由と争うことがままあるし表現者として譲ってはいけないところでもある。

 

 あの程度の理解とあのレベルの作品でそんなデリケートな部分を土足で踏み込み荒らしまわしていくのを見ると苦々しい気持ちになる。

絵を描く時に気をつけていること

独学かつ練習不足で下手くそな自分なりに気をつけていること。

できれば他の人がどんなアプローチをしてるのか知りたいよね。

 

 

描きたいものを決める。

 ここは結構大雑把。展覧会や他人の作品など外部の刺激から描きたいって思ったり、こういうのを描きたいって思ったのを描く。それは線であったり、構図であったり、色だったり、モチーフだったり色々。

 

作品のコアとなるものを考える。

 ここが自分にとって重要なところ。なぜそれを描きたくなったのかをとにかく考える。ここで考えた結果、最初のイメージと変わっても全然いい。むしろ描きたいものが明確化したから。できれば言語化したい。それができれば他の人に意見を求めることができるので。言語化することで枠が決まってしまい広がりがなくなるかもしれない。

 ただ自分の場合、言語化して枠を強化することでブレない軸をつくるほうが大事だと考えてる。それに他人から意見をもらうことで枠を超えることはできると思ってる。

 

それをどのように表現するのかを考える。

 コアを決めたならそれをどのようにして表現するのが最も効果的なのかを考える。どんな雰囲気か?構図は?色使いは?タッチは?質感は?マチエールを使うのか?

 僕の場合、表現の基準は人が見て凄いと思ってくれるかどうかってところ。自分は承認欲求が強い方なので評価が気になります。描きたかったものが否定されるのは悲しいよね……。逆に他人の評価より自分の表現を追求する人は、いわゆる芸術家と呼ばれるものだと思う。

 

どのようにその表現を達成するのかを考える。

 ここまでで大体の全体像は出来上がっている。この段階は自分の技量を確認し、必要なスキルが有れば磨く。必要であれば資料を準備する。もちろん画材も用意する。

 スキルを磨く時間や、画材を用意するお金がないといった実現可能性がない場合は、もう一度上に戻って別のアプローチを考える。

 

実際に描く。

 おおまかな構図と全体像から描く。案外描いてみるとなんか違うってなる。適宜軌道修正。全体像を構築してから、細かいところを描く。できない。つい変なとこ細かく時間かける。死ぬ。

 

完成・反省。

 ダメなところがいっぱい出る。評価されたいのに自分でも良くないってわかる。なんでダメなのか人の意見聞いたり、自分で考える。無様な姿を晒し続けたくないので練習する。

 おわり。

 

後半が一気にネガティブになってしまった。まあいつものことだし。

一つ一つの工程をがっちりやってるわけじゃないけどこの流れは意識してる。あと締め切りマジ大事。締め切りなくてもコンスタントに作品発表できるような自己管理しっかりした人ほんとうに尊敬できる。自分ももっともっとうまくなりたい。

研究者ってそんな狭いの?

職質アンチパターン:研究に対する情熱や愛が死んだ

edggar's field:承認欲求で研究者になれません

 

以上のエントリーを読んで思ったこと。

世の中の研究者っていうのは、一切周りから評価されず、研究のノイズとなるとなるような雑務を押し付けられ、自分の研究への理解が全くない状態でもやる気満々で研究してるのか。

 

ていうかそういうことを是としないと研究者とはいえないのか。

これらを満たすことのできる研究者って何人いるんだ。

 

下のエントリーは承認欲求では研究者になれないと言っている。

研究者は無心で研究できる者じゃなければならないっていう空気が怖い。

たしかに承認欲求だけではなれないとは思う。でも、評価されないからどうしたっていう圧力は異常だ。

基礎研究の地位の向上を目指す人達は大変だな。身内からですら研究者は評価されなくても続けろと言われるんだから。

 

研究のことを考えるなら評価される場はちゃんと用意するべきだ。研究に対する理解を持ち、適切なフィードバックを与える事のできる環境を整えるほうが個人に問題を背負わせるよりよっぽど有意義だと思う。

第二次やかん杯の感想!

小説家になろうでおこなわれた「第二次やかん杯」についての感想ですよ!

持ち回りでテーマを決めて作品を書き、それを評価しあうという企画。もちろん自由参加なので興味があれば見てみてね!

 

そんなこといいながらも僕は読み専(小説を書かず、読んでばっかりのこと)なので感想かくの怖い!でも書きたい!もっと参加してほしい!なんでブログに書いた!

 

見られないならと好き放題に書いてみた!

自分は文章力を語れるほど小説を読み込んでいるわけではなく、文章をかみ締めて読むより、すらすら流して読み、分かりやすい物語が好きであるのを前提として感想をかいています。

自分の趣味志向はこんな感じなので参考にするなら気をつけてね。

 

 個別感想

1.小人とあたしと。 作者:山藍摺
うーん。なんともいえない。ストーリーも微妙だし、キャラもたってない。小人との掛け合いを長くして、キャラクターで魅せるほうがよさそう。


2.夏の落としもの 作者:日向夏

面白かった。起承転結がしっかりとなされ、どんでん返しの強さも良く、視点がガラリと変わり、もう一度読み返したくなった。ミスリードを誘うためだとは思うんだけど一瞬BLかなと思ってしまった。ただ「鍵」としては弱いかなと感じる。些細な問題だけど。

3.玉手箱の結び紐 作者:くろひつじ

「鍵」がしっかり主題となっており、その使い方も、なるほど、と唸らざるを得ない出来だった。もう少しコンパクトにまとめて、こじれた人間関係と同時に進行させ、玉手箱をメタファーとして使っても面白いかなー。

4.箱と鍵 作者:久保田
物語の構造はQ&A形式で無難。物語に入っていくことも出来ず、急にヒロインの心情を出されてもタメがなさすぎて不発だった。あとオチが理解できなかった。お兄ちゃんが母校の教師となり、ヒロインが教育実習で戻ってくるということ?この文章だとお兄さんが高校に居たときに渡してるのかと思って、前半部分が意味不明になってしまった。


5.落し物には福キタル。 作者:ありま氷炎

落ちがねー。弱く感じちゃうなー。劇団サークルの脚本でありそうかなー。否定的に書いたけど話としてはうまくまとまってて良かった。ただなんかパンチが弱い。強烈にひきつけてくるものを感じなかった。好みの問題かもしれない。


6.最果ての塔 作者:時雨煮

ファンタジーで全体的に落ち着いた雰囲気。ただ十五年の重みを感じることが出来なかった。主人公が淡白すぎるのかな。これも好みの問題だな。

7.君と僕、カチューシャ、Bitter Sweet. 作者:澤群キョウ

うーん。とくに苦さも感じない。繊細な物語でもない。うーん。


8.神野シゲルの完璧な一日 作者:アラトリウス

面白かった。あとがきにあるコメディ調ならこれでいい。ただ苦さの残る読後感をもっと強烈にしたほうが完成度は上がったと思う。

9.雪降る聖夜に妹のためにパンツ一丁になった僕は、翌朝「ファッキンクリスマス」と呟いた。 作者:灯月公夜

べたな落ちかと思ったら違った。妹ちゃんかわいい。


10.錠前の歌 作者:冴吹稔

まとまってる。雰囲気もでてる。こんな地方伝承ありそう。物語が淡白だった。


11.エミリアの魔法鍵 作者:スライム / 栖原依夢

すきだわー。でも完成度が高いとはいえないなー。骨組みだけすぎる。


12.大森さんちのお隣さん 作者:六理

散漫になってないか。一つにしぼるべきだったのでは。キャラクターの印象は強いんだけどなー。


13.天翔る王子と鍵の柩 作者:はしお ぜん

不思議な物語。短いセンテンスの文章もその雰囲気をより強くしてるのかな。ただ序盤が説明不足だった。ばあちゃんの家に来ていることを先に説明すべきだと思う。

14.聖夜の音 作者:白桔梗

どうせするなら韻を踏んだ文章とか言葉遊びがほしかった。字数遊びといわれてもなー。


15.ライダー、もしくは、鍵人間功太郎 作者:peixe

すごい。勢いと馬鹿さがすごいのになんかきれいにまとまってる。こんな着地点を用意されたらなにも言えない。あくの強さがすごい。


16.君は栄えの籠の中 作者:二宮酒匂
雰囲気作りは流石。キャラクターもたってる。だが面白い短編かと言われたら違う。長編の一章みたい。世界観説明と人物紹介で終わってる。お話ではない。

 

17.物語の部屋 作者:笑うヤカン

秀逸。オチ、構成も良かった。これは自分の問題なんだけどトリックの解き明かしがいまいちわからくて何度か読み返す羽目になった。うまい例え話を入れるなどして流れるように読みたかったが物語の構成上、ワトソン役がいないのでしゃーなし。


18.ある昼下がりの一幕 作者:蝉川夏哉/逢坂十七年蝉

テーマは面白い。だけどもっと上手く料理できたのでは?ヤマがなさすぎた。もちろん起伏がなくても面白い物語はあるけど、これには精緻な心情描写や鋭い人間観察も感じられなかった。ストーリーで勝負すべきだったのでは。別れる雰囲気をもっとだして、仲直りしたいけど切っ掛けがつかめずにいる感じで緊迫感をだし、短編らしい素っ頓狂なヤマ場があって結局仲直りする、そんなべたな展開のほうがよかった気がする。

 

総評

全体的に面白かった!玉石混合のなろうの中でも質の高いのが揃ってる。否定的に書いたのも多いけど一定の質は超えていると言っていい。とくに今回は一万字縛りのレギュレーションもあり読みやすかった!特に夏の落し物と物語の部屋は秀逸。ライダー、もしくは、鍵人間功太郎も個性的で笑えた。人には勧めづらいけどな!君は栄えの籠の中は長編で読みたいところ。まあでもその前に……あっちをね(ニッコリ)

次も期待しておこう。

ジュースというお気に入りボールペン

パイロットのカクノが最近話題になっていて、ミーハーな自分も早速買ってみた。

 

 

万年筆は初めてなんだけどなかなか使いやすい。万年筆なためインクの濃さもカートリッジで変られるとのことなのでもう一本買ってみようかなという気もしている。

 

使用して気に入ったのが書き味だった。つるつるすべることもなくペン先をぴたりと止められるところがいい。

そんな自分にとってジェットストリームといった超なめらかをうたうボールペンはどうにも苦手だ。ただでさえ汚い自分の字がぬるぬるすべることで見るに耐えない字になってしまう。

 

そんな自分が気に入っているのがジュースである。

 

パイロット Juice ゲルインキボールペン 超極細0.38mm ブラック

パイロット Juice ゲルインキボールペン 超極細0.38mm ブラック

 

冒頭で出したカクノと同じパイロットであるけど、それと同じく書き味が気に入っている。なめらかでありながら滑らず、ぴたりと止まるところがいい。シャープペンシルと似たような書き味と自分は感じるのだがなんか表現が違う気もする。 まあとにかく書いているという感じがしっかりするのだ。

先発であるサラサと比べられることもあるようだけど、サラサよりもしっかり紙についている感じがする。サラサのほうが心もちすべっている。

 

インクの出も悪くなく、かすれることもない。体感的にインクがなくなるのが早いのが悪いところかもしれない。

ぬるぬる嫌いにはぜひお勧めしたいボールペンである。