底辺ってなんだよおおお!

 浅瀬にいる生物もいれば深海に生息する魚だっているじゃん!!

 

 そりゃ深海魚の中にも色鮮やかな体色になって太陽光も降り注ぐ明るい珊瑚礁に生息したい魚もいると思うよ!

 

 重い水圧と光届かぬ暗闇の深海で醜いと言われるような外見してる深海魚だけどさ!その環境で適応して生きてるわけじゃん!

 その環境から抜け出して適応する種もいるけどさ!その環境が良いと考える種もいるでしょ!!

 

 確か浅瀬の方が餌も豊富だし生態系も豊かだけどさ!私も憧れるしそっちに行きたいけどさ!!

 ふと振り返って深いとこ見るとさ同じ世代が立派な巣をつくって子供育ててんの!覚悟決めてその中で幸せをつかみ取ってんの!その姿は私には否定できないの!

 

 最低限な文化的生活の向上のために深海の過酷な環境を改善してあげようとするのはとっても大事だと思う!深海の方々がなんでそんな先を見ない生き方を続けてるのかわからないことも多々ある!

 

 でも理解できなくて粗野だから底辺っていいかたはやっぱ不味い!

 話を大きくしちゃうとさ!こんな意識の人がいるなかで外洋の深海魚をどんどん呼ぼうとする浅瀬の人はほんとに浅いっておもうぜ!今うまいこといった!

 

 底辺という強い言葉でそこに所属する人々を定義してしまうのはとても怖い。自虐的に言ってるならまだしも、そこにいない人やそこから抜け出したと考える人が侮蔑的であろうがなかろうがそのように表現してしまうことが。

 とある集団を社会の底辺だと言い切ってしまえることが、いつかそこまで潜ってしまうかもしれない自分を追い込んでしまいそうで怖い。

 

 

 かいておもったけど自分の自信が底辺なだけだわ!!筋トレして自信つーけよ!

アイドルマスター シンデレラガールズコンプリートアニメファンブックに関して

 読んだ。この数年で久々にドハマリしたシリーズの一区切りがついた感じだ。

 
 内容に関してはとてもとても贅沢な不満はある。CP以外のアイドル達の役者のコメントがほしい。346プロの設定、美城専務、今西部長、そしてCP担当プロデューサーといったアニメオリジナルキャラクターの設定がみたい。重要な話数だけでなく全話に高雄監督コメンタリーがほしい。キャラクターデザインの松尾さんや作画監督に各アニメーターのこだわりが見られたカットの解説がほしい。挙げていけば限りがない。
 
 だけれどもこのファンブックを買って損をしたなんて私は全く思わないし、むしろ大丈夫か?この密度に対して利益薄くないか?ともっと金を払ってもよかったのではと思っている。
 
 脚本、演出、衣装設定や撮影スタッフへのインタビュー、高雄×錦織の監督対談、松尾×赤井の対談。見てみたいと思っていたものからここまで掘り下げてくれるのかという企画まで本当に充実したラインナップだった。コンプリート「アニメ」ファンブックと銘打つだけのものは間違いなくあった。数多くのスタッフがインタビューに答えてくれたこと、そのスタッフにインタビューをしようと企画した人がいたことは一ファンとして感謝の念に堪えない。
 
 
あとはそれぞれの本の感想と自分用の総括を書いておく。
 

感想

・アニメファンブック

 結構前に予約してたため書き下ろしがボックスだけと思ってたので箱から出したときに書き下ろしの表紙が出てきてたまげた。え、まさかの書き下ろし?うわ、みりあちゃんめっちゃ良い……笑顔です……ってなってから楓さん!?楓さんがいるん!?ってなった。十三話のあのシーンじゃないんだけどアニメが終わってみんな一息ついてるって感じな絵がこう胸に沁み入ってくるよね……。
 
 構成としてはキャラクターデザイン設定と声優インタビュー、各話の設定解説、スタッフインタビュー、設定画やアート集。
 インタビューはシンデレラプロジェクトの面々と担当プロデューサー役の武内さん。基本的には印象にのこったことや歌ってみたい曲、キャラクターへの一言を聞いている。
 赤城みりあ役の黒沢さんがセンター試験との両立を語っていてすげえなって感じた。武内さんもそうだったんたよな……。
 松嵜麗さんのきらりに対する理解度や内田真礼さんの蘭子への自己表現に対するエールはキャラクターを本当に生きている存在として掴んでいるんだなと思わされた。うーんすごい。
 一番印象に残ったのは武内さんのプロデューサーに対する一言で「お疲れさまでしたはまだまだ先です」って言葉だった。いまだにプロデューサーのキャラクターとシンクロできていないという彼だからこそ向き合おうという気概を感じる。
 
 各話の設定解説に凜ちゃんの家族が出てきて驚く。お父さん、ハードボイルド過ぎません?お母さん、絶対昔やんちゃしてましたよね?
 
 高雄監督の紙上コメンタリーは見応えがあった。現実味より演出効果を重視したケレン味のある画面づくりはそのぶんキャラクターの生っぽさを中和してちょうどいい案配に落ち着いたのではと個人的に感じた。あと時計を重要なモチーフにしたこと、「シンデレラ」というキーワードがやはり原作からも提示された重要なテーマだったということも改めて確認できた。未央の部屋の設定に関しても彼女の性格を掘り下げてそれを反映させるあたり並々ならぬ情熱を感じさせる。
 
 
 錦織監督との対談はこのファンブックのなかで特に見応えのあるものだと思う。錦織監督の語る自分と高雄監督との作品造りにたいする感性の違い、新たなプロデューサーのキャラを提示しそれを通した胆力、そしてあのキャラに行き着いたロジックをこの対談で引き出したのはとても重要だった。美城専務についての話も非常に興味深い。彼女が今までのシリーズにある「自分らしさ」をプロデュースするのではなく用意した形でプロデュースする方法をとっていること、そしてあくまで社内であり分かりやすい敵ではなく一つの方式でしかないこと。だからこそ彼女が最後のシンデレラだということ。錦織監督が専務とプロデューサー同士でケリを付けなかったことを納得できたと語ったのはこの対談があったからこそではないだろうか。ある意味で錦織監督と高雄監督は美城専務とCP担当プロデューサーのように方法論の違いを語っていたように思える。
 
 この後に松尾×赤井の対談とシリーズ構成と脚本のインタビューがあって見応え抜群なんだけど個人的には助監督インタビューとアニメーター対談が白眉だった。
 助監督っていいながら助監督の仕事って結局なんだったんだろうという身も蓋もない話から監督の絵コンテが小さかったり監督はタフって話も好き。そして舛成さんはすごい。
 アニメーター対談は十三秒泣かせる演技を描いた話がやっぱり難しいんだなと。監督の全部娘だ!って話やミクにゃんのおしり振りすぎた話も笑えた。インタビューで出てきたカットをまとめて載せてるページだけど4話カット35のリカみりあに対する脅威の情熱を感じる原画はどこで話題になってたのだろうか。見落としてしまった。
 
 CP担当プロデューサーの初期案は武仁奈派大歓喜じゃない?あと老けてない?美城専務、悪役顔すぎじゃない?ヒーヒッヒッヒって笑わない?
 
 武楓?ハーブでも決めてるんじゃないですかね?って公式からの圧力を感じる。なにもない。おかしい。こんなことはゆるされない。
 
 

・絵コンテ集

 これはもう見なきゃ分からん。でも一話の絵コンテはもうこれだけでも面白いって思わされた。でもあの卯月の笑顔は担当原画と撮影いい仕事しすぎた。改めて絵の力を思い知らされる。
 

・お疲れさま本

 これも見なきゃわからないよね。監督が第九話好きすぎて笑う。舛成さんはやっぱすごいな!あと赤井さんが全員にコメントつけてて面白かったと同時にどういう経緯で?ってなった。よくやった。美城社員の家族写真は笑わざるを得ない。あと体重激変してる人多くない?大丈夫ですか?
 
 

総括

 ありがとう。いやもう感謝の言葉しかない。よくやった。
 今回のファンブックを通して高雄監督の熱量を再認識できた。原作に対する敬意、深い掘り下げ、細やかなディテールにまで拘った作品作り。全部娘だと断言できる監督だからこそ、それぞれのキャラクターへの愛情がしっかりと感じられる、いや一人ひとりが生きている人間として敬意を感じる作品になったんだと思う。この人だからこそ、この物語を作れたんだと言える。でも身体には気をつけていただきたい。
 
 ここ最近アニメどころか映像作品全般から遠ざかっていた自分がここまではまったのは本当に久しぶりだった。全巻予約して杏仁豆腐先生のキャンパスアートもゲットでき、シンデレラの舞踏会はチケットを発行した翌日になくしてしまい血の涙を流したのもまるで昨日のことのようだ……。
  凜じゃないけど一話のあの卯月の笑顔で打ち抜かれた。一話の完成度は恐ろしく高かった。スタッフの話の中でも高雄監督の色が一番色濃く出ている話として挙げられている。でもだからこそあれは監督だけじゃなくスタッフ全員の力なんだと思った。あの一話があったからどんな展開になっても間違いなく卯月を最高に輝かしてくれるって確信できた。もちろん期待を超えてそれは実証してくれた。
 
 
 この記事を書いてたらあのアイドルマンガのモノローグを思い出した。
 
「彼女たちの夢の続きが見られるなら一万円は安すぎる。」
 
 もちろんこれの売り上げが続編への影響を与えるかなんてわからないけど、それでも自分にとってファンブックの値段4500円は安すぎる。バカな信者なんだろうけど幸せしかもらっていないからいいんだ……。
 
 お疲れさまはまだ早い。二十五話の最後のようにシンデレラガールズになった彼女たちの未来はまだ白紙。夢の続きが劇場でみれることを星に祈って待ってます。
 

古いんだけど古参じゃない。中途半端なネット世代。

 ブログ世代がおっさんみたいなことを言われてるのをマジかーと思った。これは別にブログ世代がまだ若いって言うよりテキストサイト衰退期くらいにテキストサイトにどハマりした自分はまだまだ新参だという認識があまりに錯誤していたことに改めて気付かされたからだ。


 まあ、といってもテキストサイトでもかなりの有名どころかつロジパラのリンクに乗ってるのしか読んでなかったと思う。侍魂が更新を停止する前ぐらいにテキストサイトにハマって、先行者のテキストに腹を抱えて笑い、ロジックパラダイスのエロゲーレビューや過去のクリスマス更新を遡って読み漁り、僕の見た秩序の空想科学読本みたいなネタでまた笑ったり。


 この後にyoutubeができてハルヒといった深夜アニメが違法アップされたのを見て(もちろん駄目なことであり言い訳はできないです)、オタクへの道に入るんだけど、それこそ泣きゲエロゲーレビューをテキストサイトで見てきたのでそれをリアルタイムでやってないしそもそも当時の年齢ではやれないので自分はネットオタクとして新参に過ぎないという思いが強かった。

 この時期くらいからライブドアブログをよく見るようになった。ただこの時期に個人ニュースサイトを見始めたのも理由かもしれない。紹介される2chまとめサイトが私にとっての人気ブログという印象だった。

 それからインターネットでしか情報を得ることのできないオタクとしてネットの上澄みを掬っていくだけの浅い付き合いをしてきた。これが今でも自分が新参だと思ってしまう理由なんだ。ずっとROM専だったんだ。ネットに書き込みをしたのなんてものすごい遅かった。ずっと消費者にもなれない冷やかし客でしかなかった。


 この点ではてなブックマークtwitterにはとても影響を与えられた。webに書き込みをするハードルをものすごく下げてくれた。2chですらROM専五年くらいしていた自分が週に一度くらいは呟いたりブコメし始めた。

こんなレベルなのでまだまだ新参者だと思っていたがどうやら中堅くらいの世代のようだ。それでもテレホマンを知らないADSL世代としては諸先輩方にまだまだ新入生として甘やかしていただきたいのです。

インソールを買った

 自分の仕事は基本的に自販機補充したり管理したり新しく置いてくれ!って営業してるんですけどね、まあ結構な重さの商品をケースで運んだりカゴに集めて補充するんですよ。

 
 そうすると腰とか膝に負担がすごいの。しかも学生時代に何度か腰を傷めたこともあったり業務中に一度痛めたこともある。体幹が悪いのか靴のすり減り方もイビツ。
 そういったこともあって個人的に足回りの仕事用品はちょっと奮発してる。ホントはサポーターを買ったほうがいいんだろうけど。
 
 靴下はタビオの黒い無地を十足くらい買ってる。これは何も考えずに2つ取れば良いだけなんで便利。丈夫であまり破けないのが素敵。
 靴はABCマートで売ってたロックポートのエッセンシャルディテール。1万2000円くらいで買える。防水だしクッション性もめっちゃよくてデザインも定番で使いやすい。マドラスのウォーキングシューズから乗り換えた。あっちもいいものだったけど。
 
 そんな話を職場の人にしたら「インソールを替えてないの?」と言われた。クッションが弱い安物の靴でもインソール替えるとぜんぜん違うとのこと。
 今までインソールを替えたことのなかったものでその選択肢を検討もしたことなかった。そんなこともあってどうせ買うならいいものをという無駄遣いの精神でスポーツショップに探しに行ったところ姿勢を改善し、なんかかっこいいのとなると候補が2つになった
 

sidas.co.jp

ba2ne.com

 店員さんによるとシダスが若干細く、Ba2neが少し幅広とのこと。

 結局バネインソールのベーシックってやつを買った。靴のサイズが26.5センチなのでMサイズ買ったんだけどちょっと小さかった。買うならLサイズで調整した方がいい。

 

 小さかったこともあってもしかしたら微妙かなと思っていたがいい感じな気がする。ていうかインソール大事なんだなって気になった。まあまだそんなに使ってもいないけど。

 次回も買おうと思ったので次はちゃんとサイズを合わせようと思う。これ以外になんか姿勢を良くしたり腰を守るのってなるとサポーターになってくるんだろうか。うーむ。

 

 

 

 

ラノベが馬鹿にされるのは見た目の第一印象だよ

ラノベが馬鹿にされたり低俗だと思われている理由について記事を書いている人がいたので自分も書く。

 

ただオタクがラノベを馬鹿にする理由というよりアニメ・マンガ文化にあまり触らない一般人のイメージ形成の理由を考える。

 

結論としては表紙絵がアニメ的な絵柄だから。

というかほんとに見た目の第一印象だけで語られてると思う。だって中身読んでないのにいい大人が読むものじゃないって印象を持っている人多い。

第一印象が見た目で決まるのは※ただしイケメンに限るみたいな言葉もあるし就活セミナーとかでも鬱陶しいくらいに聞かされる。

そしてアニメ絵ってそれだけでなぜか低俗扱いされるよ。

twitterでもアニメアイコンってだけで人格攻撃する人もいるんだからホント見た目って大事。

 しかも世間の言うアニメ絵の範囲っておおざっぱで広い。オタクっぽいていうフワフワした括りで線引されてしまう。でも世界名作劇場的な絵柄ならまあセーフみたいな感じ。

 

 

イラストの力っていうか装丁の力は本当に大きくて仮に

ラノベがバカにされる理由はジャンル分けが雑ゆえに、低俗なものが悪目立ちしてしまうから

この記事で戦犯とされている「俺妹」のイラストレーターと装丁の担当が寄藤文平だったら多分パッとタイトルと表紙見てなんかのエッセイと勘違いしてるわ。

 

例えば「僕は友達が少ない」の表紙が

上杉忠弘 : 新潮クレスト・ブックス | 作品 | 東京イラストレーターズソサエティ (TIS)

これで明朝体でタイトル書かれてたらちょっと小洒落た女性向けみたいに見える。

「魔弾の王と戦姫」のイラスト担当が長野剛だったらごりごりの架空戦記ものって絶対思う。いや合ってるんだけど。

 

硬派とか言ってるガガガも傍から見れば他のレーベルと何も印象は変わらない。中身を見ればレーベルどころか作家一人ひとりの作風が違うのはわかるけどそもそも読まないんだ。だから表紙の第一印象で子供向けのエンタメ小説で大人が見るに耐えないものと思われる。

もちろんこれはライトノベル自体の歴史の浅さも理由だと考えられる。ラノベを読むようになった小中高生が増えて成長すれば偏見を持つ人は少しずつ減っていくと思われる。庶民の娯楽として発症した歌舞伎が今では重要無形文化財だ。いつかは格式高い文化になるかもしれない。

 

世間から見て許される表紙としたらミミズクと夜の王なんかは許されるんじゃないだろうか。今の時点ではライトノベルレーベルの読者のターゲティングはかなり狭い。メディアワークス文庫みたいなレーベルで層を増やそうとしているんだと思う。馬鹿にされるのがいやなら広く一般に偏見を持たれにくいイラストレーターやデザイナーに表紙を頼むしかないんじゃないだろうか。一般紙で活躍してるような中村佑介上田三根子とかなら偏見で見られることはない。手にとってもらえてから初めて中身を論じてもらえるようになるんだろう。それは今のメインターゲットから離れていくことでもあるのだろうけど。

感受性の低さへの焦りを感じること

ここ一年間なにかを表現することがどんどん減っている……

また情報や知識の収集、入力の量が格段に減っている。

 

もちろん外からの情報は山ほどあるんだけどそれをしっかりと見つめていない。

それらを処理できていない自分の感受性の低さに腹が立つ。

 

最近絵を描きたいと思ってスケッチブック持っても何も描きたいモチーフが出てこない。

以前なら展覧会に行ったり小説を読んだりして心のガソリンを足したものだが今は全然やれていない。

今年も面白い展覧会にはいくつか行った。だまし絵展とか最高に面白かった。でもあんな表現をしたいとは思えなかった。

今までは「この絵面白いな、こんな絵描きたい」だった。

今は「この絵面白いな」で止まってしまう。

 

少しでも何とかしたい。そのためにも描くことの習慣付けをしたい。

周りを見る観察眼をもっと高めていきたい。

今年の一つの目標にしとこう。